西宮市両度町で洗面水栓の水漏れ修理のご依頼がありました。
ご依頼内容ですが「洗面の蛇口の先と根元からポタポタと水が漏れています。漏れが酷くなってきたので早めに対応していただきたいです。あと根元の方にシールが貼られていてそこにKF389FMSと書かれています。メーカーはKVKです。」とのことでした。
蛇口の先からポタポタと漏れているとのことなのでカートリッジが故障して吐水口から漏れ出ていると思われます。
根本は現場を見てみないとわからないですね。
それでは早速現場を確認しにいきましょう!
YouTubeにこの作業をしている動画も出していますのでよろしければそちらもご覧ください。
目次
KF389FMSの洗面の蛇口から水漏れしている現場に到着
現場に到着後、洗面の蛇口を見せてもらいました。
この蛇口の吐水口と根元から水漏れしているとのことなので見てみます。
じっと見ていると吐水口と根元からポタポタと水が漏れ出ていました。
そして根元のところにはペットボトルの蓋が置かれていて、蛇口の根元のところに水が溜まらないように工夫がされていました。
これはいいアイデアですね!
根本に水が溜まると洗面の収納スペースの中まで水が伝ってしまうことがありますから、それを防げますね。
この根元の方の水漏れですが、探っていくと上の方から水が伝ってきているようでした。
レバーの下あたりを手で触ってみると濡れたので、おそらくレバーの下から伝ってきていると思われました。
どちらの症状もカートリッジの劣化が原因ですので、カートリッジを交換すれば解消しそうです!
お客様に説明して作業をしていきましょう!
ちなみに今回の水栓品番ですが
KVKのKF389FMSでした。
KF389FMSのカートリッジ交換作業
それでは作業開始です!
まずは止水して水を止めたらレバーを外します。
レバーを外したら内部を見てみます。
内部を見てみると水が溜まっていました。
載せている画像は明るく加工したものなのですが、それでもわかりにくいですね…
申し訳ないです…
ただここに水が溜まっているのでやはりここから漏れ出た水が伝って根元の方でポタポタしていたんだとわかりました。
内部の確認ができたので次はカバーナットを外してカートリッジを取り出します。
カートリッジを取り出したら水栓内部に汚れが残っていますので、綺麗にします。
汚れが残っていると止水不良などが発生することがあるので、ここは丁寧に作業していきます。
汚れを取り除いたら新しいカートリッジ、カバーナット、レバーを取り付けていきます。
カートリッジの交換が終わったら通水と止水を繰り返して水漏れが直ったのか確認します。
水、お湯、混合の順番で確認していきます。
吐水と止水を繰り返して確認しましたが、どのポイントでも問題なく水が止まっていました。
ふぅ。
今回も無事に作業完了です!
KF389FMSの修理作業後
作業後はお客様にも確認していただき、現場を離れました。
いやはや今回も無事に作業が完了してよかったよかったです。
今回の作業をする前にお客様に原因と対処方法について説明してから作業しているんですけど、この時に注意点を説明しています。
その注意点ですが、カートリッジを交換しても稀に水漏れが直らないことがあるということです。
部品を交換したのになんで?なんですけどこれがよくわからないんですよね。
本当に稀に起こるんですけど私の勉強不足か原因はわからないんです。
まあカートリッジを交換しても漏れるってことは本体側に問題があると考えるのが普通だとは思いますが。
なので、カートリッジを交換される場合は確実に直らない可能性があることも知っておいた方がいいと思います。
この記事をお読みの皆様の中でご自身でカートリッジを交換される予定の方は是非上記の事を頭に入れた上で作業してみてくださいね!
今回の作業内容の料金と時間について
今回の作業内容の料金と時間について書いていきます。
まずは時間について
現場到着まで約30分、現場確認及び作業時間が約45分かかっています。
次に料金(税込)について
出張費3300円+カートリッジ交換作業6600円+材料代7931円=合計17831円です。
※材料代は当時の価格です。