西宮市浜甲子園で浴室水栓の根元から水漏れがあるとご依頼がありました。
ご依頼内容ですが「お風呂の蛇口の根元?壁と蛇口の間?から水漏れがあります。蛇口本体を触るとグラグラもしています。このまま放置しているとおおごとになってしまうのではと不安です。修理していただけますでしょうか?」とのことでした。
お風呂の蛇口がグラグラしてるですか…
あまり想像ができませんね。
壁と蛇口の間から水漏れってことはきっと偏心管と給水管の接続部分から漏れているんでしょうね。
いったいどのような状態なのでしょうか?
現場で確認しなければわかりませんね!
現場に急行しましょう!
目次
お風呂の蛇口の根元から水漏れがある現場に到着
現場に到着後、お風呂の中を見せてもらいました。
パッと見ただけでも蛇口の真下に結構水が跳ねているあとがありますね。
偏心管の根元を確認してみます。
まあまあ漏れていますね。
このまま放置していると水道代が結構きそうですね。
次に蛇口がグラグラしているとのことだったので本体を触ってみます。
蛇口本体を触ってみようと上から見てみると、右に傾いていました。
わお!すごいことになってますね。
実際に触っても確かにグラグラしていました。
これ…ちゃんとシールテープ巻けているんでしょうか?
一旦蛇口本体を取り外す必要がありますね。
お客様に説明して作業に入りましょう!
ちなみにですが、蛇口本体の品番は
TOTOのTBV03401Jでした。
それでは作業していきましょう!
浴室水栓本体を外して再度取り付け
まずは、止水して蛇口本体を取り外します。
止水したんですが、偏心管から水が出続けていますね。
これは溜水なのでそのうち止まりますが、早く止まってくれないと床に落ちた水が跳ねてズボンがびちゃびちゃになってしまいます(笑)
偏心管を観察していて気付いたんですけど、偏心管と本体を接続するネジの部分にシールテープが巻かれていますね。
なんでここに?と考えていると、後ろから「実はこの蛇口主人が取り付けたんです…」とお客様から声をかけられました。
あら?そうなの?それだったら早く言ってくれたらよかったのに!
ならばきっとこの水漏れの原因はあれです。
そうあれとはシールテープです。
写真を見てもらったらわかる通りシールテープがちゃんと巻けていません。
蛇口を取り付けてから数ヵ月間は特に問題はなかったとのことだったので、むしろこの状態で数か月間使用できていたことが不思議です。
まあそんなこと考えていても仕方ないので、偏心管に巻かれているシールテープを綺麗に剥がします。
次はシールテープを綺麗に巻いて、蛇口を元に戻します。
蛇口を元に戻したら止水栓を開けて水漏れが止まったか確認します。
数分間触ったり、じっと見たりして確認しました。
ですが、特に水が出てくることはありませんでした。
無事に水漏れが止まったようです。
これにて作業完了です!
作業後
作業後はお客様に確認していただきました。
「水漏れが止まって安心しました。水漏れに気付いたのは数日前なんですけど、主人が出張に行っているので困っていました。ありがとうございました!」と大変喜んでもらえました。
喜んでもらえるのはとても嬉しいですね。
これからもお客様方に喜んでもらえるように頑張らないとですね!
しかし、最近はDIYが流行っていますが、方法を間違えると今回のようになるということがわかりましたね。
蛇口の交換はそこまで難しいものではないと思いますが、やはりちょっとしたコツみたいなものはあります。
それに現場によって使用部材が違っていたり、取り付け方法が違っていたりと経験が必要な場合もあります。
ご自身の家ですから、何をしてもいいと私は思いますが、今回のように水漏れすることもあります。
そのような場合に備えて水道屋さんも一緒に探しておくのをおすすめします。
今回の作業内容の料金と時間について
今回の作業内容の料金と時間について書いていきます。
まずは時間について
現場到着まで約40分、現場確認及び作業時間が約40分かかっています。
次に料金(税込)について
出張費3300円+混合水栓交換作業費(壁付)9900円=合計13200円です。