尼崎市南清水で洗面台の排水管の水漏れ修理のご依頼がありました。
ご依頼内容ですが、「共用の洗面台の下から水漏れしている。洗面台の下にバケツを置いて対処しています。どこからかはわからないけど多分排水管じゃないかと思います。修理をお願いしたいです。」とのことでした。
洗面台の下からの漏水なので、考えられるのは陶器が割れている・排水管のパッキンの劣化・排水管が錆びていたり割れていて穴があいている・排水のつまりのどれかです。
この他にも原因は考えられますが、常時水漏れしていないのであれば上に書いている原因のどれかだと思います。
合っているかどうかは実際に現場で見てみないとわかりませんので、現場で確認してみましょう!
目次
洗面台(TOTOのL546)の下から水漏れしていたのでパッキン交換しました【現場を確認】
現場に到着後、洗面台を確認しました。
水を流さずに原因を探ってみました。
まず、陶器は割れていなかった(ヒビも入っていなかった)ので陶器が原因ではなかった。
次に排水管ですが、錆びている箇所があるか見ましたが、錆びもいませんでした。
目視で問題なかったので、水を流して確認します。
あとはパッキンか排水のつまりのどちらかだろうなと思いながら水漏れ箇所を探していると、陶器と排水管の接続部分から水がじんわりと漏れてきました。
激しく水漏れしていたわけではないので、今回のような場合はお客様自身で水漏れ箇所を見つけるのは難しいと思います。
お客様にも漏れている箇所を見てもらってパッキンを交換することを説明しました。
納得してもらってから作業にはいりました。
排水管のパッキン交換
まず、トラップ以外をばらしていきます。
次にゴムパッキンを外して、排水管をキレイに拭きます。
汚れが残っていると新しいパッキンを取り付けても水漏れすることがあるので、手間ですが拭いておきます。
この一手間がとても大事です!
キレイに排水管を拭けたら、新しいパッキンを取り付けて戻していきます。
排水管を分解したときに、漏れている箇所以外も触っていますのでそこのパッキンも交換しておきます。
今は漏れていなくても、もうすぐしたら漏れると思います。
でもまだパッキンが新しい場合は交換しなくてもいいと思います。
排水管を元に戻したら、水を流しながらパッキンを交換した箇所や触った場所から水漏れがないか確認します。
しっかりと確認して、水漏れがなかったので作業完了です!
排水管のパッキン交換作業後
作業後はお客様にも確認してもらいました。
「水漏れが直って安心しました。すぐに直してもらえて助かりました。排水管ごと交換しないといけないと思っていたのでとても嬉しいです。」と喜んでもらえました。
排水管も古そうだったので排水管ごと交換でもよかったんですけど、パッキンで直せると思ったのでパッキンを交換しました。
出来ればお客様の負担にならないように施工するのもプロの使命ですからね。
今回は排水管が割れていなくてよかったです。
もし排水管ごと交換する必要がある場合は、洗面の品番が必要になってきます。
排水管は材料屋さんにいつも手配してもらうんですけど、なんだか細かいんですよね。
品番があると適合する排水管を見つけてくれるので、品番があると排水管を交換できますよ。
割れたら排水管ごと交換してくださいね!
今回の作業内容の料金と時間について
今回の作業内容の料金と時間について書いていきます。
まずは時間について
現場到着まで約20分、現場確認及び作業時間が約30分かかっています。
次に料金(税込)について
出張費3300円+パッキン交換5500円+材料費1100円=合計9900円です。
※材料代は当時の価格です。