トイレが古いとデメリットがあるの?トイレは新しくしたほうがお得?

2020年3月26日

毎日お世話になっているトイレですが、便器は陶器で出来ているので便器自体が壊れることはありません。

そこでちょっとした疑問が浮かびました。

トイレの便器は古いままでいいのかと。

部品を交換していけば半永久的に使えますからね。

そこで今回はトイレは古いままでいいのかについて考えてみました!

トイレが古いとデメリットがあるの?【古い便器についてのあれこれ】

古い便器は汚れやすい?

便器は元々表面がサラサラです。

ですが、長年同じ便器を使っているとざらついてきます。

このざらついている部分に汚れがつきやすくなります。

また、一度付いた汚れは取れにくく変色したままの便器も見たことがあります。

古いと水漏れしやすいの?

普段水漏れを起こしにくい箇所でも長年使っていると急に水が漏れてくることがあります。

タンクと便器の間の密結パッキンなんかはほとんど替えることがないのですが、30年以上使って初めて交換したなんてことを聞いたことがあります。

ですので使えば使うほど水漏れしやすい箇所が増えることは間違いありません。

ただ、部品交換すればまた使えるようにはなりますが。

昔の便器は水道代が高い?

出典:TOTOカタログ検索・資料請求

昔の便器の1回の水の使用量は平均13Lと言われています。

そして年間約75920L使って約20100円の水道代がかかると言われています。

上記の数字はTOTOのカタログに載っていました。

試算条件ですが4人家族で1人が4回流す計算だそうです。

1人が1日4回って妥当は妥当ですよね。

むしろ少ないくらいですね。

新しい便器についてのあれこれ

新しい便器は汚れにくい?

出典:TOTO汚れツルリン

まず新しい便器なので表面はサラサラで汚れる気配すらありません。

その上、メーカーによりけりですがコーティングまでされている便器があります。

更にウォシュレットが表面をサラサラに保ってくれる機能があるものまであります。

技術はどんどん進歩しているので、どんどん汚れにくくなっています。

定期的に掃除は必要ですが、掃除の頻度が減って楽になりますね。

新しい便器は不具合が少ない?

新しい便器を取り付けてから10年程度は問題なく使えるはずです。

そして便器の中も日々進化していますので、不具合が少なくなっているように感じます。

昔のタンクだとタンクの中に発泡スチロールで出来た防露があったのですが、それは長年使っていると膨張してきたり剥がれたりするんです。

そういうのが今の所確認されてないので技術は進歩したと言ってもいいと思います。

ただ、それでも消耗品で出来ていますので壊れるときは壊れます。

特に給水部分のボールタップや排水部分の排水弁はいつの時代も故障します。

今の便器は水道代が安い?

出典:TOTOカタログ検索・資料請求

今の便器(節水型)の1回の水の使用量は4.8~3Lと言われています。

これは使っている便器によって変わります。

昔の便器の13Lと比べると約70%も節水していることになります。

TOTOのカタログに書いていましたが年間15000円程水道代が安くなるようです。

新しいからっていいものじゃない?古いトイレにもいいところがある!

節水はありがたいけど、トイレが詰まりやすい

古い便器と新しい便器の水の使用量について書きましたが、見てわかるように新しい便器は水の使用量が少ないです。

水の使用量を少なくしても排水できるような構造になっているのだと思いますが、やはり水の使用量が少ないせいでトイレが詰まりやすいのです。

古い便器は水量が多いので水の押す力が強いのですが、新しい便器は水の押す力が弱く少しトイレットペーパーを流すのが多かっただけで詰まりやすいです。

新しい節水型便器の最大の難点といってもいいと思います。

大きな便をや多くのトイレットペーパーを流すときは2回に分けて流せば詰まりにくくなります。

これは詰まるかな?と思ったら2回に分けて流してくださいね。

節水型便器は排水管の中で詰まる?

節水型便器は水の量がかなり少ないです。

家のまわりにある排水管の中を便やトイレットペーパーと共に水が流れていきます。

このとき、水の量が少ないと便などを流せる量が減ってしまうので、詰まりやすくなります。

排水経路が短いところではそこまで気にしなくてもいいですが、長いとどうしても詰まりやすいです。

今の便器は機械的?修理が大変?

トイレで水のトラブルがあったときにすぐ水道修理業者に連絡をする人は何も心配することはありません。

ただ、ご自身で昔のトイレと同じだと思って修理をしようとすると新しくなった内部部品に驚いてしまうと思います。

昔のトイレタンクの構造は見た目的にもわかりやすかったのですが、最新のトイレタンクはかなりごちゃごちゃしている印象です。

実際に見たことがある人はわかると思います。

原理は一緒ですが、ごちゃごちゃしているので戸惑ってしまうと思います。

結局トイレは古くてもいいの?

結論から言うと使用する分にはトイレは古くても大丈夫です。

ただ、長年使っていると汚れが取れにくくなりますし、水の使用量が多いので水道代もかかります。

その分、新しいトイレは汚れにくく、節水型なので水道代もお安くなります。

余裕がある方は、交換をおすすめします。

まとめ

便器は割れない限り永遠に使い続ける事が出来ます。

しかし、汚れやすかったり水道代が高くなってしまうデメリットもあります。

その点便器を新しい節水型にすることで、汚れにくく、水道代を安くすることが出来ます。

年間約15000円程度水道代が安くなるということは10年間で約15万円安くなるということになります。

便器の交換は10万円以内で出来るところが多いので、節水型に交換しても10年以上使えば余裕で元が取れます。

更に言うと便器は10年以上使うでしょうから使えば使うほどお得になっていきます。

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