あまり依頼することがない水道修理。
その水道修理の相場ってわからないですよね?
主婦の方であれば99円や100円の卵を見ると安いと思われると思います。
これは何度も卵を買った経験があるからわかることで利用していない分野の料金ってわからないものです。
そこで今回はトイレつまりに限ってですがだいたいの相場を書いていきます。(出張費や見積費など全て含んだ料金の相場です)
おすすめの業者さんも書いているのでよかったら最後まで読んでくださいね。
※あとで説明しますが水道修理を行う業者によってはかなり高かったり安かったりします。あくまでこれくらいが平均と思って読んでくださいね。
目次
トイレつまりの修理の料金相場ってどれくらい?症状別に解説します!
トイレつまりの修理相場といっても、原因によって相場は変わってしまいます。
また、詰まりの特性上やってみないと料金はわからないです。
それでもやる作業によって値段が決まりますので、原因が分かればある程度の料金がわかります。
ここでは症状別に相場を考えていきます。
1.紙(トイレットペーパーなど)を流しすぎてつまった
トイレつまりのほとんどの症状がこれです。
トイレットペーパーを使いすぎたものの、まあ一回で流れるかと思って便とトイレットペーパーを大量に流したときに起こりやすいです。
この場合、ご家庭で出来る解消方法としてはラバーカップが有名ですが、そのラバーカップの業務用の器具を使って業者は修理します。
紙つまりの場合はほとんどこの器具(ローポンプ)で直ります。
相場はだいたい8000円~12000円ってところではないでしょうか。
よくラバーカップ以外でのトイレつまりの解消方法が書かれていますがほぼ無意味です。
紙つまりの場合はラバーカップで根気よくやることがつまりを最短で解消出来ます。
どれだけやっても解消出来なかった場合は業者に依頼してみてはいかがでしょうか?
2.異物(生理用品やおもちゃなど)を流してつまった
修理依頼の中に稀にありますね。
子供さんがいらっしゃるご家庭なんかでは起こりうる症状ですよね。
物を流すとだいたい便器の中の曲がり角のところでつまることがほとんどです。
生理用品などの引っかかるものであればワイヤーの先で引っ掛けて取り出すことが出来る場合があります。
ワイヤー作業の相場はだいたい12000円~20000円ってところではないでしょうか。
ワイヤーでは取れない物であれば便器を脱着する必要があります。
その場合の相場はだいたい20000円~40000円くらいではないでしょうか。
ただワイヤーで作業をするか、先に便器を脱着するかの判断は難しいものがあり、そのときの状況でどうするかを決めます。
先に便器を脱着するから悪徳業者とかそんなのではなく、あくまでお客様のことを考えてどちらが安上がりかを判断して当社は作業しています。
なので当社に限った話だとは思いますが、作業の順番はその現場によって変わります。
ちなみに排水管の中で詰まっていた場合相場なんてものはありません。
やってみないとわからないです。
3.トイレもつまっているしその他水回りもつまっている
これはよくご依頼がある現象ですね。
原因ですが排水管の集合場所や屋外にある会所と呼ばれる場所がつまっていることにあります。
コンクリート枡であれば木の根が会所の中や排水管の中に入り込むことが原因でつまっていたり、小口径ますでも紙類がつまっていることがあります。
会所のつまりを解消すれば屋内のつまりは解消されます。
その際にトーラー、ドレンクリーナー、高圧洗浄機などなどを使って解消します。
トーラーなどを使う作業の相場はだいたい18000円~25000円くらいでしょう。
高圧洗浄機を使った作業の相場はだいたい20000円~50000円くらいでしょう。
しかしこの修理も症状により、どんな作業をするかを判断しなければなりません。
弊社の場合は一番安上がりでもっともお客様の為になる作業を選んでおります。
なので当社ではここに載っていない方法で作業をすることがあります。
修理業者について
上記に書いてある料金がだいたいのトイレつまりの修理相場になります。
もちろんですが、相場はあるものの修理を行う水道修理業者によって費用が変わってきます。
業者を大まかに分けて新築工事をする設備屋さん、個人経営の水道修理専門店、対応エリアが広い水道修理専門店の3つに分けれます。
新築工事をする設備屋さんは技術は高いですし料金も安いです。
ですが相当暇な時期じゃないと水道修理はしてもらえません。
新築工事が忙しくて手が回らないのです。
電話しても断られるケースがほとんどです。
個人経営の水道修理専門店が次にコスパがいいと思います。
オペレーターなどが不在で不安にはなりますがその分無駄な経費がかかっていないので料金が安いです。
技術も修理するには申し分ない知識と技術があるところがほとんどです。
ですが本当に知識と技術がすごいかはきちんとホームページなどに書いてある資格などを確認してくださいね。
対応エリアが広い水道修理専門店ですが、かなり大手(クラシアンさんなど)は相場より少し高いくらいで修理してくれるかもしれません。
しかしそれ以外のところはそんな優しくはないでしょう。
実際にお客様から聞いた他社の料金
私がお客様から直接聞いた話ではマグネットシートがポストに入っていたのでそこにトイレのつまりの修理依頼をしたそうです。
トイレットペーパーしか流していないのでローポンプ作業で直るはずなのにいろんな作業をして7万円請求されたそうです。
当社が同じお宅に修理に伺ったときには修理業者を怖がっていました。
ただ当社は不要な作業をすることがないので8000円を請求させてもらったので最後は安心して色々お話してくださいました。
なぜ7万円も請求したのかですがそこには大手さんならではの理由があります。
大手が高い理由
1つは利益をうまない従業員が多いことです。
大手になれば事務所を構えて取締役や事務職、オペレーターなど現場に行かない人が増えますよね。
その現場に行かない人達の給料も稼いでこないといけないのでどうしてもボッタクリのようなことをしないといけなくなってくるのです。
もう1つは膨大な広告費にあります。
会社が大きくなれば仕事量を増やさなければなりません。
仕事量を増やすにはテレビCMやインターネット広告、マグネットシートやチラシなどなどで広告しなければなりません。
世の中のみなさんが何気なく見ているテレビCMっていくらすると思いますか?
当社は使ったことがないのではっきりとはわかりませんがウン千万と言われています。
・水道修理が高いのはなぜ?【現役の水道屋が料金についてわかりやすく解説!】
まとめ
ここまで読んでくださった方はわかってもらえたと思いますが大手さんは安心ですが料金面では安心ではないのです。
いかに理由をつけて高い金額を請求するかを考えています。
大手他社さんに勤めていた人とお話しする機会があったので色々お伺いしましたが、ノルマがあるそうでそれがきつくて辞めたそうです。
確かに給料はその分いいみたいですがどうしても良心がはたらいてしまって長続きしなかったようです。
本人は安く直す方法をわかっていたのにも関わらず作業を増やして料金を増やすことが嫌だったそうです。
大手さんに長く勤めれる人は割り切っているのかもしれませんね。
あくまで私がおすすめする業者は設備屋さんです。
技術はあるし料金も安いですからね。
ただ断られることが多いのでそんなときは地元の小さな個人経営の水道修理屋さんにお願いするのがいいと思います。
地元密着ですぐに来てくれますから名刺を貰っておいて必要になったら何度も依頼するといいと思います。